令和元年度 ボランティア活動報告
お知らせ
教育員会からボランティア表彰を受けました!

 令和2年1月20日,茨城県教育委員会から,台風19号被害における本校生徒のボランティア活動に対して,感謝状をいただきました。
お知らせ
保育園ボランティア
 令和元年12月23日(月)午後,学校近くの佐野オークス保育園を本校生が訪問しました。1~3年生の15名のボランティア希望者が,クリスマスに合わせて保育ボランティアを行いました。1日だけサンタになった生徒は子どもたちと楽しい時間を過ごしました。ご苦労様でした。

お知らせ 2019.11.20
HRボランティア活動
 令和元年11月20日(水)4時間目のHRの時間,3年4組では校外清掃活動を実施しました。各クラスは適宜,年間1回LHRの校外清掃活動を計画しています。
お知らせ 2019.10.20
野球部,台風被害復旧ボランティア
 10月20日(日),東日本で猛威を振るった台風19号(10月12~13日)で被災した茨城県北部の大子町へ復旧ボランティア活動に行ってきました。毎年,宮城県に東日本大震災ボランティアで出かけている本校野球部ですが,今回は地元茨城県の災害ということで,矢も立てもたまらず,部員みんなで被災地に駆けつけました。
 大子町は久慈川の氾濫により,かなりの住宅が浸水の被害に遭っていました。早速,床下の泥取りや浸水してしまった家具等の運び出しに汗を流しました。そして,終了時に住民の方からこんな言葉をいただきました。
 「自宅が浸水してしまい,途方に暮れていたところに若い人(高校生)達が来てくれて,一生懸命お掃除をしてくれました。何よりも元気をもらいました。ありがとうございました。」
 このような言葉が我々の力にもなります。やはり行って良かったです!!
 大子町のボランティア本部で本校の野村教頭先生や八木先生にもお会いしました。先生方も個人的にボランティアに参加されたとのことです。ありがたいことです。
 
 
 
お知らせ 2019.6.19
全校ボランティアデー  令和元年6月19日(水)5,6時間目 実施
 本校は「一人一人が輝く活力ある学校づくり」推進事業として「心の教育」の充実とコミュニケーション能力の育成を進めています。特にその柱としてボランティア活動に積極的に取り組んでいます。そのため,毎年全校生が一斉にボランティア活動に取り組む行事を設けています。
 この日は,1年生は石塚サントラベルの綿引社長の被災地ボランティアの講話、2年生は点字・手話体験、3年生は介護体験や車いす体験,認知症サポートなど多様な体験をすることができました。
【3年生】
  △3年4組はプロスペクトガーデンで介護体験を行いました。  △器具を装着して高齢者疑似体験をしました。
  △腕や足に特殊なサポーターをつけて曲げにくくします。  △目や耳も見づらく,聞こえづらくし,高齢者の気持ちを理解しました。
  △楽器の演奏できる班では演奏を披露しました。  △入所しているお年寄りの方々と折り紙で交流しました。
  △ベッドメイキングなど介護の基礎を学びました。  △おじいちゃん,おばあちゃんといっしょに風船バレーを楽しみました。
  △3年2組は車いす体験学習。  △車いすの操作法,押し方などを学びました。
  △3年1組・6組は認知症サポーター養成講座(小体育館)  △毎回,コミカルな寸劇で笑いながら認知症対応の要点を学ぶことができます。
3年生の感想
【車いす体験学習】
〇(障害者の方は)助けを求める勇気が必要だと思った。困っている方を見かけたら,何か手伝ってあげようと思った。
【認知症学習】
〇劇がおもしろく,認知症について理解することが出来た。一方的に強く言うことではなく,やさしく笑顔で接してあげるのが大切。
【2学年】点字体験,手話体験学習
  △点字体験学習では最初に聴覚障害者の先生から話しを聞きました。  △目の不自由さがいかに大変なことか,理解することができました。
  △生徒たちは講師の先生の話に真剣に耳を傾けていました。  △講話の後,各教室に戻り,点字と手話の学習に分かれて勉強しました。
  △テキストを見ながら点字で文章を打ってみました。  △手話は講師の先生から身振り手振りを教えて貰います。
  △隣どうして積極的に手話で会話をしてみました。  △最後は各自が手話で自己紹介をしてみました。伝わったでしょうか?
2年生の感想
【手話体験講座】
〇自分は全く手話について分からなかったのですが,(手話について)知ることができ,関心を持つことができました。とても楽しかったです。
【1学年】 東日本大震災のボランティア活動報告  (石塚サントラベル社長 綿引さん)

1年生の感想
【東日本大震災ボランティアの講話を聞いて】
〇1年 女子Nさん
 今回のボランティア講話を聞いて,改めて命の大切さを実感しました。私はは8年前の出来事を今でも鮮明に覚えています。あの日,私は下校する時でした。階段の所で手さげを忘れた事に気づき,一人で教室に戻ろうとしました。すると,教室に入ろうとした瞬間,ゴォーという音とともに,校舎や窓ガラスが大きく揺れました。手さげを取り,机の下に隠れるべきか,その場から逃げるべきなのか,教室の入り口で出たり入ったりを繰り返していました。
 地震速報の音は東日本大震災を思い出し,恐怖を抱いていましたが,多くの人がこの震災で亡くなってしまったと思うと,忘れてはいけない出来事だと思います。熊本大震災の時,私もボランティア活動にとても興味をもちました。振興バスがあるという事を知り,私は被災地の方が少しでも元通りの暮らしに戻れるよう,何か出来る事は無いかと考えました。大きな事をしようとするのではなく,身近な事でも人の役に立てるような事をしていきたいと思います。

〇1年女子 Gさん
 今日の話を聞いて,改めて,東日本大震災がどれだけの人に悲しい思いと辛い思いを作り,どれだけ大変だったのかを知った。地震があった当時,私は小学1年生で何が起きたのかのみこめず,周りの人もみんな無事で物事の大きさが分からず,ニュースで津波の映像を見てもよくわかっていなかったけど,大人の人や親がひどく驚いているのは分かった。今になって9年前の大震災の事の大変さを,今日の最初の映像を見て感じた。映像越しに当時の津波の恐ろしさ,その映像に映っている人々の死ぬかもしれないという恐怖がすごく伝わってきた。土砂崩れや津波,建物の崩れで,ついさっきまで平和だった風景は一瞬のうちになくなってしまうこと,昨日まで話していた人とは明日話せるとは限らないこと,「明日やろう」ってことは出来なくなるかもしれない,同じ平和な生活がずっと続くわけではない,ということは,いつ起こるかわからないことを知った。なので,今という時間を大切にして,今しか出来ないこをとして,そのことが次の何かのことに生かしていけるようにしたいと思った。自分に何が出来るのかを考えて知って,誰かのために尽くせることが自分の生きがいになれるようにしたい。