【東日本大震災ボランティアの講話を聞いて】
〇1年 女子Nさん
今回のボランティア講話を聞いて,改めて命の大切さを実感しました。私はは8年前の出来事を今でも鮮明に覚えています。あの日,私は下校する時でした。階段の所で手さげを忘れた事に気づき,一人で教室に戻ろうとしました。すると,教室に入ろうとした瞬間,ゴォーという音とともに,校舎や窓ガラスが大きく揺れました。手さげを取り,机の下に隠れるべきか,その場から逃げるべきなのか,教室の入り口で出たり入ったりを繰り返していました。
地震速報の音は東日本大震災を思い出し,恐怖を抱いていましたが,多くの人がこの震災で亡くなってしまったと思うと,忘れてはいけない出来事だと思います。熊本大震災の時,私もボランティア活動にとても興味をもちました。振興バスがあるという事を知り,私は被災地の方が少しでも元通りの暮らしに戻れるよう,何か出来る事は無いかと考えました。大きな事をしようとするのではなく,身近な事でも人の役に立てるような事をしていきたいと思います。
〇1年女子 Gさん
今日の話を聞いて,改めて,東日本大震災がどれだけの人に悲しい思いと辛い思いを作り,どれだけ大変だったのかを知った。地震があった当時,私は小学1年生で何が起きたのかのみこめず,周りの人もみんな無事で物事の大きさが分からず,ニュースで津波の映像を見てもよくわかっていなかったけど,大人の人や親がひどく驚いているのは分かった。今になって9年前の大震災の事の大変さを,今日の最初の映像を見て感じた。映像越しに当時の津波の恐ろしさ,その映像に映っている人々の死ぬかもしれないという恐怖がすごく伝わってきた。土砂崩れや津波,建物の崩れで,ついさっきまで平和だった風景は一瞬のうちになくなってしまうこと,昨日まで話していた人とは明日話せるとは限らないこと,「明日やろう」ってことは出来なくなるかもしれない,同じ平和な生活がずっと続くわけではない,ということは,いつ起こるかわからないことを知った。なので,今という時間を大切にして,今しか出来ないこをとして,そのことが次の何かのことに生かしていけるようにしたいと思った。自分に何が出来るのかを考えて知って,誰かのために尽くせることが自分の生きがいになれるようにしたい。