校長挨拶
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茨城県立佐和高等学校長　鈴木　猛
　　　　
 
　本校は、地域住民の熱い期待を受けて昭和60年に開校し、今年で創立39年を迎える伝統のある高等学校です。創立以来、本校生は、学習に、部活動に、ボランティア活動等に積極的に取り組み、さまざまな実績を重ねるとともに、地域に信頼される学校として現在に至っています。

　本校の周囲は自然に恵まれ、JR佐和駅から徒歩15分という通学に便利な場所に立地しており、生徒諸君は恵まれた環境の中で高校生活を日々送っています。

　校訓である「君の心に聴け」は、現代を生きる生徒にとっての道標となり、学校生活を送る指針となるという考えのもとに制定されました。自分自身の行動を、周囲から強制的に押し付けられるのではなく、自分で考え、自分の意志で行動し、社会に貢献する人間になるための行動原理は、自らの心の中にあるということなのです。

創立以来、「君の心に聴け」という校訓を生徒、教職員が常に意識し、今まで大切にしてきました。学習面においてはもちろん、部活動を含めたすべての学校生活にこの校訓は大きな存在であるとともに励ましになり、進路、部活動等において顕著な実績を上げてきたのです。

本校は、この校訓を基盤として、目指す学校像として以下の５項目を設定し、その具現化に努めてまいります。

１　平和と社会の正義を重んじ、誠実で自主的な実践力のある人間の育成
２　人格の陶冶と学力の向上に努め、真理を求める創造性豊かな人間の育成
３　文学や芸術を愛し、情操豊かな幅広い教養を身に付けた人間の育成
４　国家や郷土を愛するとともに、自他を敬愛し、協調と連帯の精神に富む人間の育成
５　心身の鍛錬に努め、強靭な体力と忍耐力を備えた人間の育成

教職員一同、生徒の皆さんの成長のために力を尽くし、地域に愛され、地域に必要とされる学校を目指すとともに、生徒・保護者、地域の方にも信頼され、生徒が一人一人の夢と希望を自己実現できるよう努めてまいります。今後とも皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

令和６年４月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茨城県立佐和高等学校長　鈴木　猛